「米処 穂~みのり~」の話

元町5丁目に、去年できたばかりの”おにぎり屋さん”が「米処 穂」です。ずっと気にながらやっと行くことができました。
栄町通りに面した角にある風格のあるビルの一階に、お店はあります。
この建物は、大正年10年に帝国生命保険神戸出張所として建設。その後、日本放送協会関西支部神戸出張所(現NHK神戸支局)が、神戸地区最初の放送基地として産声をあげ、昭和24年まで活動、平成16年には国の登録有形文化財に登録されました。
この地域の語り部として大切にされているこのビルで「米処 穂」をされているのは、1902年に創業のコメ卸業、「神明」です。今年で創業116年という歴史を持ちながら、保守的なコメ業界の中で、”コメの総合カンパニー”を目指し、さまざまな取り組みを行っているのが「神明」さんです。
ブレンド米”あかふじ米”を流通させるなどは業界初の試みで、次々と改革を起こしてきました。
さて、お店はというと、天井が高く素敵な空間は、まるでお洒落なカフェバーのようです。
清潔な店内できびきびと働かれている店員さんも感じがよくて、しばらくみとれていました。
日本で一番高価とされている銘柄”いのちの壱”をもおにぎりにされています。丁寧に炊かれたお米は、一旦お櫃に移されて、余分な水分を吸わせてから握られたおにぎりは、ただ美味しいというのではなく、やさしい味わいでした。
私には、おにぎりにまつわる深い思い出がたくさんあって、外で食べたいと思ったことがなかったのですが、初めて、このお店でおにぎりを食べてみたい、と思いました。
神戸市中央区元町通5-2-8
☎078-371-2888

2019年1-1

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