2005(平成17)年5月6日、約50万点の切手を所蔵する「有馬切手文化博物館」が開館しました。
世界的な切手収集家の金井宏之(かないひろゆき)さんが館長を務めていましたが、2012年に88歳で亡くなられています。
日本最初の切手「龍文切手」や、明治天皇ご成婚25周年で作られた初めての記念切手「明治銀婚」(明治27年)など、様々な貴重で珍しい切手が、年代順に展示されています。郵便の制度や切手の移り変わりだけではなく、その時代背景や文化までも学習できる楽しい博物館です。
他にも、世界最初の切手である「ペニー・ブラック」(1840年)や、世界に僅かしか発行されなかったモーリシャスの切手(1847年)も展示されています。
1871(明治4年)に日本で郵便が始まって以来の歴史が、全て凝縮されているかのような「切手文化博物館」は、盛岡で使われていた土蔵(1861年頃建設)を移築した建物です。
10時~16時、火曜日休館、大人500円、中・高生 200円、小学生以下無料
●(904)0024
2016-8-26