青山大介さんの 新作鳥瞰図 知られざる制作裏話

2 0 2 3 年、10月15日に鳥瞰図絵師・青山大介さんの講演がありました。
一王山には、十善寺の境内で、早朝に行われているラジオ体操などを通
じ、カミカ茶寮の女将さん、豊永祐子さんを軸に育まれた仲間の方たちの
〝人の輪〞があります。
今回、その熱き思いの方たちから、数ヶ月前に青山さんに依頼されていた、「一王山の鳥瞰図」がついに出来上がりました。
それを記念して、境内の一画で、青山さんのこれまでの、鳥瞰図に出会ってからの人生の軌跡と制作過程が、六甲山の生き字引・前田康男さんの絶妙なリードの元、時にユーモアも交えて語られました。
上からは実際には見えませんが、お寺の周囲の八十八ヶ所の散策路も鳥
の目でくっきりと描かれ、お墓の一つひとつも全て数え、高低差までも
調べて書き込まれています。豊永さんたちの新たな取り組みとしての、「ア
サギマダラの飛来地プロジェクト」のフジバカマも描かれています。
神戸における鳥瞰図の先駆的パイオニアの存在の青山大介さん。周囲の
ファンの方々からは今でも親しみを込めて〝大ちゃん〞と呼ばれている青年は、年齢という年輪を着実に刻み、熟達の域の絵師になっています。
大ちゃんの鳥瞰図は、一王山の案内所のようなカミカ茶寮と元町商店街の「花森書林」(火曜日・水曜日定休)さんなどで一部1500円で販売さ
れています。
青山大介オフィシャルページ

2023-10

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