2020年11月4日から須磨浦ロープウェイのリニューアル工事のため、須磨浦山上遊園も休園していましたが、いよいよ2021年3月25に全面営業再開します。
須磨浦ロープウェイは1957(昭和32)年9月に開業しました。
ゴンドラ2台(定員30人)で、高低差約180mを3分15秒で結び、2019年度は約14万人が利用していました。
毎年12月に安全のためゴンドラやワイヤなどの定期点検を更新していましたが、制御装置は開業時のままの手動を使っていました。しかし、今後も同じようなメンテナンスを続けることが難しくなってきたので、自動化が決まりました。
開業から63年間使い続けられた制御装置は新しく自動式になり、麓の山陽電鉄須磨浦公園駅と須磨浦山上遊園は、15秒短縮されて約3分で結ぶことになります。
2007(平成5)年に新造された3代目のゴンドラ「うみひこ」(白)、「やまひこ」(赤)はそのままで、海と山と空の景色を眺めながら、山上の昭和レトロな世界まで運んでくれます。
”乗り心地の悪さ”で有名な「カーレーター」や、「回転展望台」はそのままですが、山麓側の売店や乗車券売り場は改装されて、神戸ならではのスイーツやゴンドラなどをかたどったキーホルダーやボールペンも新たにデザインされて販売されます。
これから桜だけでなく新緑も楽しむこともできます。また来年の元旦には、初日の出も楽に楽しめそうですね。
手動式の時とは違った乗り心地も体験してください。
3月~10月:10時~18時。毎週火曜日休園
◯078(612)2067
2021-3