神戸の水

神戸には、自慢したい場所や物があちらこちらにたくさんあります。

さて、今年の2月に2回に分けて放映されたNHKの人気番組の反響は予想以上でした。時間をかけて丁寧に作り込まれた番組で、長年神戸で暮らしている人にとっても驚くこごが多く、裏方のスタッフの方々の調査力に脱帽でした。 さて、番組で紹介されていた中でも、とりわけ関心が高かったのは、「赤道を超えても腐らない水」関連のことでした。

明治の始めの頃、神戸はまだ井戸水に頼っていましたが、明治時代中頃に開港したことにより、もたらされたコレラなどの疫病が流行したこともあり、早急に安全な水道の設備が必要になりました。
そこで、1900(明治33)年に創設されたのが、「奥平野浄水場」「布引貯水池」です。国内では7番目の水道です。
長い間、神戸の水道は、この後に出来た「鳥原貯水池」とで支えられてきました。
六甲山系の花崗岩をくぐり濾過された水は、不純物がなく適度なミネラルを含む「軟水」です。
他の水に比べて保存もきくので、船に積み込まれた”神戸ウォーター”は、赤道をこえても腐らない水と、たちまち船員さんたちの間で評判になりました。
現在、市内のほとんどの水道水は琵琶湖を水源にしている淀川の水を浄化した水で賄われています。
4月から、布引の水を100%使った「神戸渓流」を再販売しています。
販売場所は、神戸市総合インフォメーションセンターと水の科学博物館です。
207-4-22

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