西神ニュータウン物語  須磨ニュータウン物語

“ニュータウン”には歴史がないとよく言われますが、実は歴史があるのですよ、と穏やかに語って下さる人が大海一雄(おおみかずお)さんです。 神戸研究学園都市にある大学連携施設UNITYで「西神ニュータウンの建設と歴史」の公開講座をされていたのが、今から13年前のことでした。講座終了後、大海さんが代表となり希望者で研究会を立ち上げ、毎月ニュータウンの魅力や課題にに関しての例会を重ねてこられました。
2009年に出版された「西神ニュータウン物語」には、西神ニュータウンの歴史や、現状など全てが網羅されています。その後も「須磨ニュータウン物語」(2012年)、「神戸の住宅地物語」(2013年)を出版されて、神戸のニュータウンの3部作になっています。
大海さんは、神戸市の職員として長い間住宅地開発に携わってこられました。そして、自身もニュータウンに、住み代えながら住み続けてこられました。大海さんの、温かかいまなざしに溢れた本です。
ぜひとも、読んでみてください。
2016-1-1

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