須磨離宮公園 梅見会

まだまだ寒いこの頃、どこかでかくれんぼをしているはずかしがり屋の春を探してみませんか…。
須磨離宮公園では、2月9日(土)~3月10日(日)まで「梅見会」が行われています。厳寒の中でも凛として咲く梅、2月になると梅林の約25種160本の梅が次々と色鮮やかに輝き始めます。 さて、みなさんは離宮公園に入る時、どこから入園されますか?
私はいつも山陽電鉄「月見山」駅から「バラの小径(こみち)」と書かれた案内板と路上に埋め込まれたバラの陶板を辿って離宮道を通り正門から入ります。この離宮道は行幸(ぎょうこう)道とも呼ばれ、脇の歩道より少し高くなっています。 離宮公園の歴史をひもといていくと、もとは、シルクロード探検で知られている大谷光端(こうずい)の西本願寺月見山別邸でした。その別邸と背後の山林を当時の宮内省が買収し、天皇のご宿泊のための別荘「武庫離宮」として完成したのが100年前の大正3年です。3500・の総檜造りの御殿は1945年の空襲で焼失してしまいましたが、約30年の間に、大正天皇、昭和天皇、満州国溥儀(ふぎ)皇帝らが滞在されています。離宮道から正門を抜けて御殿の玄関までが馬車道と呼ばれていました。何と優雅な響きでしょうか。他にも、ベルサイユ宮殿風の噴水公園や「華麗なる一族」のモデルと言われている岡崎財閥の屋敷跡もあります。
梅を観ながら、ベンチに腰をおろし遠くに神戸のうららかな海を眺め、贅沢な時の流れに身をおいてみませんか。

 

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