今年の4月11日に、垂水区にマッチの博物館が開設されました。
小学五年生の時から、40年以上をかけて集めたマッチ約5千点の一部を、分類、整理して展示しているのは、小野隆弘さんです。
愛煙家のお父さんが持っていた、歴史シリーズのマッチに興味を持ち、集め始めたのがきっかけだったそうです。
お仕事場の一画にきちんと展示されているマッチ箱は、デザインがよくわかるように額の中に広げられているものと、マッチ箱の形のまま小さなガラスケースに収められているものと、大きなガラスケースにたくさん収められているものがあります。オープンしてからは、インターネットなどでこの博物館のことをを知った人からの依頼で、今では1万点を越えるマッチがよせられているそうです。
ただマッチをお預かりするのではなく、収集家の方とマッチとの間に潜んでいる様々なお話しを、必ず聞かれるようにされていることにも驚きました。
なるほど、ガラスケースの横には、小野さんとマッチとのドラマが、ショートストーリーのにして添えてありました。
「たるみ燐寸博物館」は、小さな美しいマッチ箱を通じて想い出に火を灯してくれるような博物館でした。
13時~19時まで
不定休
入場無料
来館の際は、事前に連絡が望ましいでし。かばん店「レッドアリゲーター」内
・(705)0883
2015-10-16