漢方内科について

漢方内科について

糖尿病・内分泌・漢方内科 新神戸おかだクリニックでは日本東洋医学会漢方専門医の副院長が漢方内科診療にあたっています。漢方薬は日常診療でもよく処方されており、皆さんもカゼに対する葛根湯、こむら返りに対する芍薬甘草湯など内服されたご経験があるかもしれませんね。

漢方とは文字通り日本から見た中国のことで、5~6世紀ころに中国から伝わった医療を指します。漢方で使う薬剤は植物や鉱物などの天然資源を原料にしているのが特徴です。日本では16世紀ころから広く用いられるようになり、明治時代から西洋医学が主流になっていますが、今日でも保険診療で処方可能な医療用漢方薬は148種類あります。その対象となる領域は内科、外科、小児科、婦人科、整形外科、泌尿器科、精神科など多岐にわたっています。

特に病院で検査しても原因のはっきりしない症状、例えば頭痛、めまい、だるさ、疲れ、冷え症、おなかの不調などはよい適応になります。また診断がついて治療されている疾患に対しても、漢方薬が治療のサポートに有効な場合があります。
現在お悩みの症状をまだ病院で診てもらっていない場合でも、当クリニックでまず検査をして、西洋医学的な治療が良いのか、漢方治療が良いのか、または併用していくのが良いのか相談していくことが可能です。

当クリニックでは医療用エキス顆粒だけでなく、保険診療で煎じ薬の処方も可能です。医療用エキス顆粒はあらかじめ中身の生薬の種類や量が決まっています。インスタントコーヒーのようなフリーズドライ製法での粉薬です。持ち運びや服用が簡便ですが、洋服でいえば既製品で、これが合う場合もありますがなかなかぴったり合わない場合も出てきます。一方煎じ薬は生薬を自分で煎じる手間はありますが、細かく調整可能なため、その人オリジナルの漢方薬が出来上がります。オーダーメードの漢方薬とも言えます。

漢方治療にご興味のある方は、ぜひご相談ください。現在オンライン診療も時間帯によっては可能ですのでホームページやお電話でご確認ください。

コトノハ薬局
糖尿病薬、一般内科、漢方製剤など多種多様な薬剤を取り扱っており、特に煎じ薬を扱っている珍しい薬局です。煎じ薬に関しては患者様が継続できることを第一に考え、煎じの仕方、保管方法、味、香りの特徴など説明するよう心掛けています。実際のところ煎じ薬はどうなのか、また、エキス剤についての事前相談、その他の医療相談も受け付けていますので、ご利用ください。