乳癌は40~50代にかけて増える疾患。40歳で初めて、マンモグラフィー検査を受け始める人が一般的です。しかし、まれに初回検診で乳癌が見つかる人もいます。比較的若い人の場合は、乳腺濃度が高く、マンモグラフィーでは病変が見えにくい人が多いので、乳腺超音波検査がより適しています。この検査は痛みもなく短時間で済む検査なので、乳癌にかかった人がいたり、しこりや痛みなどが気になる症状がある人は30代からの検診を勧めています。
また、本院では婦人科診察も行っています。最近多い相談は、月経前のイライラなど気分変調です。これは、むくみや便秘など体調不良をおこす月経前症候群という病気。仕事や子育てに忙しい女性なら、月経前の不調は誰にも経験があるはず。「市販薬の服用とは違い、診療により、体質や症状に合わせた処方ができるので、我慢せずに相談を」と、沢岻(タクシ)美奈子院長。
また、働く女性や学生のために毎週木曜に夜間診療(19時まで)を開始。気になることがあれば気軽に相談してみて。西区糀台5-6-3神戸西神オリエンタルホテル3F●(990)3030
2014-6-20