神戸陽子線センターは平成29年12月に開設した小児がんを重点とした陽子線治療施設です。昨年4月よりaya世代の陽子線治療費の減免を行っています。
【施設の特徴】
小児がんに重点を置いた全国初の陽子線治療施設
・渡り廊下で直結する県立こども病院で手術や化学療法などを受けながら陽子線治療を受けることができます。
・化学療法などで免疫力が低下した小児がん患者の感染予防のため、小児専用の照射室を設けています。
・鎮静が必要な小児がん患者のために専任の小児麻酔科医(鈴木 毅 部長)を配置しています。
成人を含むあらゆる年代の方に高度な陽子線治療を行っています
・県立粒子線医療センター(たつの市)の高度な技術と豊富な経験を活用し、あらゆる年代の方に陽子線治療を行っています。
・神戸大学医学部附属病院や神戸市立医療センター中央市民病院等、近隣の医療施設と連携し、手術・化学療法等との組み合わせによる治療を行っています。
アクセスの良さを生かし外来で粒子線治療(※)の相談・診断を行っています
・県立粒子線医療センターでの重粒子線治療や入院が必要な患者さんもアクセスのよい当センターの外来で相談や適応判断が行えます。患者さんが治療の選択肢の一つとして粒子線治療を選ぶことができます。
・近くにお住まいの患者さんは、症状等によっては働きながら通院治療を受けていただくことも可能です。
(※)陽子線治療と重粒子線治療を総称して粒子線治療といいます。