六甲学院中学校・高等学校

【仕えるリーダーを育てる】

 六甲学院では、建学の精神に基づく人間教育の一環として、生徒指導を”訓育活動”と名付けています。”生徒が生徒を育てる”六甲では、訓育委員会の生徒が、清掃の監督や時間をまもること、身だしなみやルールの遵守、といった指導を、生徒主体で行っています。後輩と一緒に仕事をしながら、実際に仲間と関係を作っていくこと、また信頼されるにはどうしたらよいかを、体験として学んでいきます。

 思春期の男子生徒を預かって八十年以上の伝統を持つ六甲には、「指導員」という伝統もあります。「指導員」とは、人物・学業ともに優れた選りすぐりの高校2年生が、新入生中学1年生の生活に寄り添う仕組みで、新入生はみな、慣れない中学校生活の最初に寄り沿ってくれる身近な先輩に憧れ、自分の成長していく目標としていきます。

 一見厳しく見られることもある六甲の規則や生活ですが、「生徒が生徒に教える」校風は、学年の上下の交流も豊かにあり、明るい自由な校風を生み出しています。

 最後に、このたびの休校期間に、高校生に依頼した「新入生に向けてのメッセージ」から、六甲生の生の声をお伝えします。

「自分は高校3年生なので、もう行事を一緒に出来ないのが残念です。さてこれからたくさんの行事があると思います。体育祭、文化祭、合宿。ほんとに行事で感じるのは“六甲でよかった”の一言です。こんなに人と関われる学校は他にないと思います。普段接することが少ない人とも仲良くなってみてください。」

 六甲の財産は生徒。是非六甲に遊びに来てください!

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