労働者の義務と権利

去る5月15日に、社会保険労務士の先生と一緒に、「裁判例からみた就業規則」というセミナーを開催させて頂きました。労働法の領域は、労働者保護の観点から裁判所が様々な規制を加えているところですので、裁判所の考え方を理解して就業規則に活かしましょう、というのがこのセミナーの目的でした。
起きている時間の大半を過ごす職場での時間が充実しているかどうかは、人生そのものの充実にも大きく影響します。そんな職場での規律を定めた就業規則は、単に労働者の権利を守るものではなく、会社側にとっても、いい人材の確保やコンプライアンスの観点から、きちんと作成するメリットの非常に大きいものです。
環境や気候の変化の大きい今の季節は、昔から五月病という言葉もあるように、労働者のコンディションが落ちやすい時期でもあります。そんなこの時期だからこそ、是非就業規則の見直しや作成に目を向けて、快適な職場づくりの一助にして頂ければと思います
なお、専門家にご相談されたい方は、弁護士もしくは社会保険労務士の先生にご相談されることをお勧めします。

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平野・佐々木法律事務所   ☎078-351-7687
兵庫県弁護士会所属  弁護士  佐々木  伸

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