巷で大流行りの「妖怪ウォッチ」。クリスマスプレゼントに、お年玉にお孫さんからおねだりされているおじいちゃん、おばあちゃんもいらっしゃるのではないでしょうか。
この「妖怪ウォッチ」、大人気ゆえに店頭での入手が困難となり、ネットオークションなどでは定価数百円の商品に1万円以上の値段がつくことも多いようです。
値段が高い分には、買い手が納得していればそれで構いません。
しかし、問題は、たとえば「表示の内容と実際のメダルの数が違った」などというように、商品に不備・不具合があった場合です。
ネットを介しての売買の場合、代金先払いであることが多いので、不具合に気づくのは、たいてい代金を支払ってしまったあとになります。そこから売主に代替品を請求しようにも、そもそも連絡がつかない場合が多いです。また、仮に連絡がついたとしても、売主が任意に対応してくれなければ、被害額が比較的少額であることから、費用対効果を考えると、法的措置を採るのはためらわれるところです。
可愛いお孫さんの喜ぶ顔が見たいのはよくわかります。しかし、ネットオークションや個人間の売買には、店頭販売とは全く違うリスクがあります。ネットでの取引は、そういったことをよく理解された上で、ご利用になることをお勧めします。
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兵庫県弁護士会所属 弁護士 佐々木 伸