「学び続ける力を養う6年間」
キリスト教的価値観に基づく「真理と愛に生きる」これが本校の創立以来掲げている理念です。この真理は「人が本当に幸せになる生き方」と言い換えられます。人のために自分を役立たせること、愛を実践することに他なりませんが、そのために本校は人と出会うことを大切にしています。学年に応じて、新たな友人、障がいを持つ方々、異文化に属する人々、そして自分自身に出会い、生きる意味を考える、そのような機会を多く与えたいと考えています。
この「心の教育」を礎に「知の教育」で学び続ける力を養っていくのが本校の教育方針です。単なる進学指導にとどまらず、生徒たちの興味・関心を大切にして、一人ひとりが自分の夢を見いだせるよう、その夢の実現にしっかり準備できるように指導しています。
◆【勉強期】入学当初は、授業と家庭学習を中心に基礎学力を固めることを意識して指導しています。To Do Listを用いて1週間毎の学習計画を立て、週末に振り替えることで学習を習慣化します。
◆【学習期】中学3年から発展的な学習をスタートさせ高校の内容につなげていきます。時間をかけ丁寧に学ぶことによって、高校の基礎を固め、応用力を育成します。企業訪問・社会人OGによる進路ガイダンス・大学出張授業などのプログラムで興味適性の再確認になっています。
◆【学び期】高校2年より選択授業を受けることで、生徒一人ひとりの夢に応じたカリキュラムを受けることができます。コース制はなくクラス内で互いに切磋琢磨しながら未来を切り拓く力を養っていきます。
生徒たちは、学習・部活動・ホームルーム活動・学校行事など課題とされることに自分から進んでパワフルに取り組んでいくことが、特徴と言えるでしょう。そういった学校生活を通して一人ひとりの進路が定まっていきます。ICT環境も整え企業でも使用されているGoogle Workspaceを導入運用しています。伝統的な理念を大切にしつつ、昨今の社会変化に対応した教育を通して、卒業後も自ら考え行動する力を身に付けた未来に羽ばたく女性の育成をめざします。
2024-5月掲載