豊かな笑顔を未来に
愛徳学園では、変化の激しいこれからの時代においても、自分に与えられた能力を生かし、自分らしく生きる「気高さ」、自分のためだけではなく、他者に寄り添うことができる「強さ」、内面の素直さや優しさと相手への思いやりに満ちた礼儀を表す「美しさ」を備え、輝いて生きる女性の育成を目指しています。
カトリック・ミッションスクールとして、「全人教育」と「Rainbow Program」の実践を通して、生徒たちが将来、社会で活躍していくために必要となる社会人基礎力につながる「体力・忍耐力」「英語力」「思考力」「コミュニケーション力」「問題発見・解決力」「異文化理解力」「プレゼンテーション力」の『7つの力』を育みます。
「Rainbow Program」
愛徳学園では、学校生活のすべてに「Rainbow Program」を取り入れています。
「Rainbow Program」は、教育ビジョン「自ら考え、人に奉仕し、充実した人生を歩む女性」の育成を目指し、生徒一人ひとりが夢の実現に向けて着実に歩んでいくこと、将来、社会で活躍していくために必要な『7つの力』を身につけていくことを目的とした本校オリジナルのライフキャリア教育プログラムです。
生徒たちの幅広い進路選択に対応するため、選択授業では少人数(希望者が1名でも開講)で、きめ細やかな学習指導を行っています。また、学力の向上や授業での学びを深めるため、講習(通年・長期休暇)や検定対策講座を実施しています。
グローバル教育
すべての人、特に弱い立場にある人に寄り添い、「共に生きる」グローバル社会に貢献する人材を育成します。英語の授業では、全学年で習熟度別授業を実施、さらに中学生はオンラインでのマンツーマン英会話を取り入れ、個々の英語力を最大限に伸ばします。
また、スペイン語を第2外国語として中2から高1まで全生徒が学んでいます。(高2からは選択授業)
3月下旬に中1~高2の希望者対象のオーストラリア研修を実施しています。『7つの力』の中でも特に「英語力」と「異文化理解力」を発揮する場として位置づけており、異なる言語・文化的背景をもつ人々との交流を通じて、視野を広げるとともに英語学習へのモチベーション向上にもつながっています。
2023-5
私たちを取り巻く社会は日々変化し続けています。技術の進歩は目覚ましく、IT関係技術の急激な進化により生活様式が大きく変わろうとしています。また価値観が多様化し、社会情勢も不安定なものとなっています。そのような未知の状況に対応できる力として、思考力・問題発見解決力・プレゼンテーション力、そしてそれをやり遂げるための体力と忍耐力が必要とされます。
また、グローバル化が一層進展していくこれからの社会で活躍するためには、豊かな英語力やコミュニケーション力、異文化理解力が求められています。これらの未来の社会で必要とされる力は、全て「Rainbow Program」の取り組みの中で身につくようになっています。
そこで愛徳学園は、Rainbow Program の実践を目的にした環境整備を、ICT(情報通信技術)中心に行ってきました。
その中で、タブレット端末を使った授業や海外とのオンラインセッションなど、ICT を利活用した授業を進めています。
この度の事態で休校期間が続いていますが、生徒は日頃から授業で使用しているロイロノート(授業支援クラウド)等をつかって自宅で学習することができています。オンライン授業では、生徒からの質問に対して教員がアドバイスをしたり、ホームルームでの取り組みで全員の気持ちを共有できるなど、学校とほぼ同じように学習することができています。
(教員の声)
「オンラインでも一人ひとりとのやりとりができ、生徒は後で授業を見返すことができる」
(生徒の声)
「自分のペースで学習できるし、質問も個別にできるのでわかりやすいです。」
このほか、AI 型タブレット教材「Qubena」を使った効率的な学習も実践し、よりよい学びが出来るICT 利活用を実践しています。
英語教育では、
・1クラス10名程度の少人数で習熟度別授業を実施
・一生ものの英語、社会人になってからも使える英語の学習ができる教材
「PROGRESS IN ENGLISH 21」を採用
・英語を活用する機会が多数
Global Festival、Lunchtime English、海外とのオンラインセッション など
・オーストラリア海外研修の実施(希望者対象)
など、グローバル化が一層進展していくこれからの社会で活躍するために必要な、豊かな英語力やコミュニケーション力、異文化理解力を育成しています。
少人数制の“小さな”規模の学園ですが、生徒一人ひとりの豊かな可能性と、65年以上に亘る伝統を受け継ぐ中で育まれた“大きな“思いにあふれた学校です。