女子にも伝統のリーダーシップ教育を!
2024年度から「共学校」へ
かねてより高まっていた「滝川中学校・高等学校のリーダーシップ教育を女子生徒にも」という声に応えると同時に多様化が進む時代の要請を受け、2024年度より男子校から「共学校」へと進化を遂げます。
本校は、神戸のみならず日本の発展にも大きく貢献した実業家・瀧川辨三が1918年に設立した学校で、「至誠一貫」「質実剛健」「雄大寛厚」の校訓のもとリーダーシップを育む教育を長年にわたって実践してきました。伝統を守りながらも、一方で早くから他校に他校に先駆けて「サイエンス」と「グローバル」の両軸に重きを置く教育を行い、2022年度以降は中学校では、「医進選抜コース」「Science Global一貫コース」「ミライ探究一貫コース」の3コースで、また高校では「Science Globalコース」「ミライ探究コース」の2コースで、生徒の能力と可能性を伸ばし、独自のプログラムを通じて個々の「自主性」「協調性」「知識」を育んでいます。
共学化は、中学校の既存の3コースのうちの「医進選抜コース」「Science Global一貫コース」の2つのコースで、また高校では「Science Globalコース」でスタートします。
中学校の「医進選抜コース」は、将来医師を目指す生徒のためのコースで、高い学力を身につけるのはもちろんですが、同時に“強い使命感”と“倫理観”を備えた医療者になるための「人間力」の涵養も怠りません。体験型のプログラムを取り入れ、医療人としての社会的使命感を育みます。
「Science Global一貫コース」は、中学3年生の3学期に3か月間のニュージーランドターム留学を実施しています。この留学を通して、多様な価値観とグローバルな視野を養い、国際社会で活躍できる次世代リーダーを目指します。
高校の「Science Globalコース」は、高校1年生の時に、フィリピンのセブ島へ1週間語学研修に行きます。その後、高校2年生では、修学旅行でシンガポールに行き、英語でプレゼンテーションを行います。
ぜひ滝川の学びに期待を寄せて門をたたいていただきたいと思います。