
山陽電鉄の霞ヶ丘駅を降りて、坂道を少し上がっていくと閑静な住宅街の中に「絵葉書資料館」はあります。
2004年に自宅を改修し、全国で初めて絵はがきの資料館をオープンしたのは、藤野直計(ふじのなおかず)さんです。
骨董市で偶然目に留まったら古い絵葉書に魅せられて以来、全国の市や古書店で買い求め収集した絵はがきは、一万点を越える貴重なコレクションになりました。
日本では、私製絵はがきの使用が認められてた1900(明治33)年以降、ユニークな絵はがきがたくさん生まれ絵はがき文化の花が咲きました。
持っているだけではもったいないと、勤めていた会社を辞めて開館した資料館には、今や全国からコレクターや研究者が訪れる人気スポットになりました。来館者の中には、何時間も熱心に見学する人もいるそうです。 一枚一枚の絵はがきの、風景・風俗・文化などから、今はすでになくなってしまっだ古き良き時代゛の名残を感じとってみてください。
木・金・土11時~17時。高校生以上300円、小中学生 200円。
垂水区歌敷山1-7-20
●(705)1512

2015-1-30

1904(明治37)年に原田の森に建てられた関西学院のチャペルが、現在の「神戸文学館」。原田村に創立された関西学院は、昭和4年に西宮市上ヶ原に移転しチャペルはそのまま残されました。その後、「市民美術室」「市立王子図書館」「王子市民ギャラリー」などとして市民に親しまれてきました。神戸大空襲や阪神・淡路大震災も乗り越えた゛市内に現存する最古のレンガ造りの教会建築物゛です。
東灘区にある「香雪美術館」は、朝日新聞社の創業者・村山龍平(むらやまりょうへい)が収集した古美術品などを収蔵する美術館として、1973(昭和48)年に開館しました。

白鶴美術館に行ったことありますか?。
セミナーの時に聞いた中でも、とりわけ印象に残っているのは、真珠にやさしい光を取り入れるために、木々の緑の反射を避けて、あえて東遊園地から少し南へずれた場所に建てた、というお話でした。また、窓ガラスやブランド、証明器具など全て真珠に配慮したデザインが、今でも通用するほどモダンなことや、さらに、四階の真珠交換室は、当初、本来の目的以外に音楽室にも使えるように、残響効果も考慮された設計がなされていた、ということにも驚きました。