あなたの会社の企業価値は

先日、ある調査会社が発表した調査結果によりますと、後継者が決まっていない会社は、決まっている会社に比べて、企業価値が半分以下に評価されてしまうことが多いとのことでした。
これは、いろんな見方が出来るところですが、一つには、後継者が決まっていないことで長期的な事業計画が立てることが出来ず、結果として企業のパフォーマンスが落ちてしまうから、ということが考えられます。
また、上記の調査によれば、社長の働き盛りは60代とも言われており、もし、会社の承継を考えるのであれば、遅くとも60代、出来れば50代からは具体的に動き出した方が、企業価値を低減させずに、スムーズに承継しやすくなると言えます。とはいえ、同族への事業承継であれば、会社法上の手続きの他に、相続の話にもなりますし、相続税・生命保険等、考えなければならないことが山積みです。
また、会社の永続を第一に考えるのであれば、同族以外への承継も当然、視野に入れなければなりません。
日々の経営・資金繰りでそれどころではないよ、という社長さんがほとんどだと思われますが、「緊急でない重要な問題」に少しでも時間を割くことが出来れば、あなたの会社を次世代に繋ぐイメージがグッと明確になるかも知れません。
是非、身近な専門家にご相談ください。

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兵庫県弁護士会所属  弁護士  佐々木  伸

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