「人のために自分を役立たせる心」を育てたい
キリスト教的価値観に基づく「真理と愛に生きる」これが本校が創立以来掲げている理念です。この真理について、糸井校長は「人が本当に幸せになる生き方」だと言います。それは、人のために自分を役立たせること、愛を実践することに他なりませんが、そのために本校は人と出会うことを大切にしています。学年に応じて、新たな友人、障がいを持つ方々、異文化に属する人々、そして自分自身に出会い、生きる意味を考える、そのような機会を多く与えたいと考えています。
本校はコース制を採っておらず、一つのクラスに色々な個性の生徒がいます。一学年は150人。これは、6年間を通してお互いが深く知り合い、時にぶつかり切磋琢磨しながら、一つにまとまることのできる数のようで、学年のつながりの強いところが特徴です。
また、学習、部活動、ホームルーム活動や学校行事など課題とされることに自分から進んでパワフルに取り組んでいくことも、特徴と言えるでしょう。そういった学校生活を通して一人ひとりの進路が定まっていくわけですが、中学校では緩やかな先取り学習で、高等学校ではきめ細かな選択制授業で、生徒たちの夢を応援しています。
今年度5月からGoogle for Educationを導入して全生徒にchromebookを配布。休校時にオンライン授業を実施したり、協働学習を進めたりするためのICT環境整備を行いました。全教室に導入された電子黒板や昨年整備したアクティブラーニング教室と共に活用を図り、昨今の社会変化に対応すべく、今後も新たな取り組みに果敢にチャレンジしてまいります。